ZBrush OS Normal(オブジェクト・スペース・ノーマル)をレンダリングする

今回の記事はPhotoshop CCを持っている方には、あまり関係のない話しかもしれません。というのも、ZプラグインのZBrush To Photoshopを使えば、OS Normalの出力が出来るからです。おじさんとしては、ZBrush標準でBPRレンダーパスの中にOS Normalを入れて欲しいなぁと思っておりますが、無いものは仕方がないので作ってしまおうという話しです。

OS Normal用マテリアルの確認

まず、OS Normal用のマテリアルの確認をします。これは、ZBrush To Photoshopプラグインのインストール場所にあります。Windows 10なら

C:¥Program Files¥Pixologic¥ZBrush 2019¥ZStartup¥ZPlugs64¥ZBrushToPhotoshopData_2019

の中にある、Texture40Normal.ZMTというファイルがそれです。ZBrushのプロジェクトに読み込む時に、毎回、このフォルダから読み込んでもよいのですが、おじさんは、適当な場所にコピーして、そちらから読み込むようにしています。

OS Normalレンダリング手順

1. まずは、お好きなマテリアル&カラーでポリペイントした画像を、BPRでレンダリングしておきます。(図1) そして、BPRレンダーパス設定パネルから、合成に必要な画像を保存しておいて下さい。OS Normal画像だけあっても、どうしようもないですからね。(笑) また、OS Normalレンダリングをするまでは、カメラの向きなどは変えないように注意しましょう。

図 1:まずは普通にBPRでレンダリング

2. サブツールに施したポリペイントを一時的に無効化します。サブツールリストのペンアイコンをShiftキーを押しながらクリックすると、全サブツールのポリペイントを無効化できます。(図2、3)

図 2:ONになっているペンアイコンをShift + クリック

図 3:無効化された

3. OS Normal用マテリアルを読み込みます。先程のTexture40Normal.ZMTファイルをマテリアルスロット、もしくはライトボックスから読み込みます。注意する点として、マテリアルを読む込むと選択中のマテリアルが上書きされてしまうので、使用していないマテリアルを選んでおきます。なんで、こんな仕様なんですかな?(図4)

図 4:OS Normal用マテリアルの読み込み

読み込んだTexture40Normalは、MapCap Materialsの中に現れます。

4. カラースロットを白(R:255, G:255, B:255)に設定します。

5. レンダー >> レンダー設定 >> 影をOFFにして、影をレンダリングしないようにします。(図5)

図 5:影をレンダリングしないように設定する

6. これは得にやらなくてもいいのですが、フロア表示をOFFにしておきます。

7. BPRでレンダリングします。(図6)

図 6:OS Normalレンダリング

8. レンダー >> BPRレンダーパス設定 >> Shadedボタンをクリックし、OS Normalでレンダリングされた画像を保存して完了です。(図7)

図 7:画像の保存

コンポジット

OS Normalとポリペイントされた画像を合成して、ライティングを調整した結果が図8です。ZBrushだけで調整するより、遥かに楽です。

図 8:画像合成した結果

OS Normal画像の使用例は、以下の動画を参考にしました。

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