Blender 2.8 Preferences(おすすめのユーザー設定)

Blender 2.80 Betaになって、ユーザー設定のパネルが変更されました。基本的にはデフォルト設定でも大丈夫だと思いますが、2.79のあの設定はどこへ行ったの?と迷うこともありますので、おさらいも兼ねて必要な部分を見ていきたいと思います

※本記事は、2019年1月7日23:37 Windows 64bit版のBlender 2.80 Betaを元にして書いています。今後、内容が変わる可能性もありますので、その点はご了承下さい。

ユーザー設定ウィンドウの表示方法

メニューの編集(Edit) >> Preferences…を選択すると、ユーザー設定ウィンドウが表示されます。(図1)

図 1:編集 >> Preferences…を選択

何はともあれ日本語化

言語設定はユーザー設定ウィンドウのインターフェース >> テキスト >> Translate UI のチェックをONにして、図2のように、言語に日本語(Japanese)を選び、ツールチップ翻訳(Translate Tooltips)とインターフェース翻訳(Translate Interface)のチェックをONにします。

図 2:言語設定

設定を変更したら、Save Preferencesボタンをクリックして、設定を保存して下さい。

選択は右ボタンか左ボタンか?

2.79まではマウスのデフォルトの選択ボタンは右ボタンでしたが、2.80からは左ボタンがデフォルトになりました。Blender 2.80を初めて起動した場合は、スプラッシュ画面から右ボタンか左ボタンを選ぶことができると思いますが、その後はユーザー設定画面のKeymapから変更することができます。(図3)

図 3:マウス選択ボタンの設定

Keymap >> Preferences >> Select Withで、マウス選択ボタンを「左」か「右」に設定できます。私はBlender 2.79までは、選択には右ボタンを推奨していましたが、Blender 2.80からは左ボタンを推奨します。右ボタン選択は今後廃れていくのではないかと思います。デフォルトが左ボタンに変わったというのは、長いものに巻かれたという理由ではなく(ある意味、そうなのでしょうが)、昨今の画面タッチ式のパソコンや液晶タブレットなどの普及に依るものが大きいと思われます。これらのデバイスはタッチ(タップ)が、マウスの左クリックに相当しますので、これを入れ替えるというのは不便極まりないでしょう。それに加え、Annotations(グリースペンシル)の普及もあり、タブレット操作が必要とされる頻度も上がってくるのではと思います。

Keymap >> Preferences >> Spacebar Actionは、スペースキーを押した時のアクションの設定ができます。私は、「ツール」に設定することをお薦めします。3D Viewの左にあるツールバー(Toolbar)と同じ内容のメニューが、ポップアップウィンドウで表示されます。(図4、5)

図 4:オブジェクトモード中にスペースキーを押したメニュー

図 5:エディットモード中にスペースキーを押したメニュー

Keymap >> Preferences >> Tab for Pie Menu は、TABキーを押した時に、Pieメニューを表示するかどうかを設定できます。Pieメニューからは、すばやくモードの切り替えをすることができます。(図6)

図 6:TABキーを押した時のPieメニュー。モードの切り替えができる

Blender 2.80ではワークスペースの切り替えで、編集モード、テクスチャペイントモード、スカルプトモードなどに切り替えられます。(図7) 基本的にはそちらでモードを切り替えることをお薦めしますが、私は2.7x時代にPieメニューを愛用していて体が覚えているので、しばらくは使い続けると思います。

図 7:ワークスペースの切り替えでスカルプトモードにした

ビュー操作の設定

入力 >> Orbit & Pan >> Orbit Around Selection は、2.79の「選択範囲を中心に回転」機能のことです。マウスの中ボタン(ホイール)を押し、3D Viewをドラッグすると、ビューを回転させることができます。Orbit Around SelectionのチェックをONにすると、選択物を中心に回転ができます。表示物を見失わずに済むのでとても便利なので、ONにすることをお薦めします。

図 8:Orbit & Panの設定

編集 >> 3Dカーソル >> Cursor Surface Projectは、2.79の「カーソル深度」機能のことです。チェックをONにすると、3D Viewをクリックして3Dカーソルを移動する時に、クリックしたところの深度を計算し、オブジェクトがあればオブジェクトの上に3Dカーソルが置かれます。

図 9:カーソル深度の設定

システム設定

ファイル >> Pythonスクリプトの自動実行は、blendファイルにPythonスクリプトがある場合、スクリプトを自動実行するかどうかを選択できます。デフォルトではOFFになっていますが、その場合、いくつかのアドオンで正しく動作しない事があるらしいです。信頼できるアドオンやblendファイルのみ扱うのであれば、ONにしておく方が良いと思いますが、ご自身の責任で設定しましょう。(図10)

図 10:Pythonスクリプトの自動実行

General >> Cycles Compute Deviceは、Cyclesレンダーを使用する場合の演算デバイスを、選択(複数)することができます。(図11) EEVEEの場合は、GPU専用となりますので設定はありませんでした。

図 11:Cyclesの演算デバイスの設定

設定の保存

設定の変更をしたら、Save Preferencesボタンをクリックして、保存を忘れないようにして下さい。忘れてしまうと、次回起動時に設定し直さなければなりませんよ!

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