BlenderのABC グループを参照複製する(グループのインスタンス)

複数の関連オブジェクトをグループ化しておくというのは、オブジェクトの選択、移動などの操作の時に重宝します。Blenderには、そのグループを参照複製する「グループのインスタンス」という機能があります。通常の複製と参照複製の違いは、大雑把に言えば、頂点や面などの実体データを複製するかどうかの違いです。参照複製のメリットは、参照元オブジェクトを編集すると、複製先でも同時に変更が行われるところです。逆にデメリットは、複製先でグループのオブジェクト毎のトランスフォームを変更できないところです。(複製グループ全体の移動、回転、拡縮はできます)

作例:3つのスポットライト

折角の作例なんですが、考えていたよりもずっと地味になってしまって、おじさんショックなのです。ですが、気を取り直して解説していきます。スポットライトは、ランプシェードとランプで構成されています。中央のスポットライトが実体をもつオブジェクトで、左右の2つのスポットライトはグループのインスタンス(参照複製)したオブジェクトです。こんな地味なシーンでも、レンダリングのサンプリング数を10,000に設定したので、レンダリングに1時間以上かかりました…。

作例が地味ですみません

オブジェクトをグループ化するには、グループ化したいオブジェクトを全て選択してから CTRL + G を実行します。今回は、ランプシェードとランプ(スポットタイプ)の2つのオブジェクトをグループ化し、グループ名をLightGroupとしました。

グループ化するランプシェードとランプ

グループ名はアウトライナーなどから設定しましょう。(デフォルト名はGroup)

アウトライナーでグループ名を設定

さて、これからグループの参照複製を作る方法を2つご紹介します。まずは、ちょっとだけ手間がかかる方法です。しかし、こちらの方がどうやって複製しているのか機能の理解が深まります。おじさんお薦めの方法です。

エンプティーオブジェクトからグループ複製

まずは、シーンにエンプティオブジェクトを追加して下さい。(Shift + A) タイプはなんでも良いですが、とりあえず「十字」タイプにしておきます。

十字タイプのエンプティオブジェクトを生成

次に、エンプティオブジェクトを選択した状態で、プロパティパネル>オブジェクト>複製の設定を開き、複製方法に「グループ」を選択して、複製するグループに先程設定したLightGroupを選択します。

プロパティパネルのオブジェクトタブでグループ複製の設定をする

これでこのエンプティオブジェクトは、LightGroupの持つ頂点データやランプを参照します。

ショートカットでグループのインスタンスを追加する

上記方法と結果は同じになりますが、もっと簡単にグループの参照複製を作る方法があります。Shift + A でオブジェクト追加をするメニューで「グループのインスタンス」を選び、表示されるグループリストからLightGroupを選択します。

ショートカットメニューからグループのインスタンスを生成

最初の方法とこちらの方法で作ったオブジェクトを比べてみて下さい。オブジェクト名以外は、同じだと気付かれる事でしょう。

なお、今回の操作の説明が難しく感じましたら、おじさん作成のBlender講座で、学習のスピードアップをご検討して頂けると、おじさんガチ嬉しいです。

ZBrushCoreで作ったモデルをBlenderで美しくレンダリング 〜Blender入門者に向けたBlender Cyclesレンダーガイド〜

2018年8月21日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください