Blender 2.8 Alpha定点観測 #1 (新しいUI)

Blender 2.8は2018年8月現在、Alpha 2になっています。デイリービルドを試すことができるので、テストしてみました。翌日には新バージョンが出てきてしまいますが、一週間ぐらいの間隔で、最新版を追いかけてみようかなと思います。Blender 2.8の最新版は、以下からダウンロードできます。

テストしたのは2018年8月22日版のWindows 64bitビルドです。

UIがガラリと変わった

Blenderと言えば、その独特なUIが特徴的です。2.8ではUE4やUnityなどのゲームオーサリングツール風な洗練されたルッキングをしています。ごちゃごちゃだったショートカットキーには、かなり手を入れる予定なのか、今現在、ショートカットが設定されていない機能が多いです。そんな中、2.79まではAキーのトグルで、全選択/選択解除だったのが、2.8 Alpha 2では、Aで全選択、Alt + Aで選択解除という、他ツールでも流行な(?)キーバインドがされていました。これに気づいた時、本気でUIの改革をやるのだなという意気込みを感じたんですが、本当のところは分かりません。いや、率直に言って、使いやすいですよ。本当に。

2019/01/10 追記:Aキーのタブルタップでも選択解除できます。

ワークスペース切り替えはタブパレットから選択

ワークスペースは、画面上部のタブパレットで切り替えます。2.79までデフォルトで表示されていたdefaultワークスペースは、Modelingという名前になりました。分かりやすいですね。

2019/01/10 追記:2.80 BetaではLayoutワークスペースが、2.7xのdefaultに相当しています。Modelingワークスペースは、編集(Edit)モードに切り替わるので、文字通りモデリングに適したワークスペースとなっています。

日本語対応済み

既に日本語化が可能です。設定方法はこれまでと同じく、ユーザー設定のシステムタブで行います。ユーザー設定は2.79まではファイルメニュー内にありましたが、編集メニューに移行しました。

User Settings > System > International fontsのチェックをONにするとローカライズ設定ができる

いろいろUIの名称が変更

ツール・シェルフがToolbar、Nキーを押した時のプロパティー・リージョンがSidebarに改称されました。正直、プロパティー・リージョンという正式名さえ知らなかったですが、プロパティ・パネルと混同してしまうのでありがたいです。

情報元

デフォルトレンダーがEEVEEに

話題のレンダーEEVEEですが、最初見たときは本当にびっくりしました。UE4やUnityのゲームエンジンのリアルタイムレンダーを想像してもらうのが早いかもしれません。ライトプローブも実装されるようですし、よりゲームエンジンに近づいた感があります。もちろんCyclesレンダーも使用できます。レンダーを切り替えたい場合は、プロパティパネルのレンダーパネル内から切り替えるようになりました。因みに、Cyclesに切り替える時は、日本語化していた場合、Render Engine名が「反復」になっているので注意して下さい。そのうち修正されるのではないかと思います。

Cycles = 反復!

3Dビューポートをプレビューレンダリングにするには、ヘッダーにあるプレビューボタンを押します。Shift + Zのショートカットは設定されていません。ヘッダーは2.8から、その名の通り3Dビューポート上部にデフォルトで表示されるようになりました。

2019/01/10追記:2.80 Beta現在の3Dビューポートの切り替え方法は以下の関連記事をご覧ください。

Blender 2.8βテスト #1 ビューポートのテスト

2018年12月8日

2.79で作ったCycles用のプロジェクトを使って、2.8のEEVEEでプレビューレンダリングしてみたところ、頂点カラーにはまだ対応していないようでした。(2019/01/10追記:現在は対応しています)

キャラクターの目には頂点カラーを使用しているが、Eeveeではレンダリングされていない

デフォルトマテリアルはプリンシプルBSDFシェーダーに

2.79のCyclesレンダーでは、デフォルトはディフューズBSDFでしたが、2.8からはプリンシプルBSDFに変わりました。プリンシプルBSDFは便利ですし、妥当な感じです。

デフォルトがプリンシプルBSDFに

Bloom

レンダーにEEVEEを選択すると、プロパティのレンダーパネル内にBloomが現れます。BloomをONにして、簡単にブルームエフェクトを加えることができました。

まぶし〜!

Pieメニューは健在、しかし、ちょっと変わったところも

オフィシャルのPieメニューもアドオンから使用できます。2.79までは、Zキーで3Dビューポートのシェーディングの選択メニューがでましたが、2.8では、選択オブジェクトのスムージングの設定メニューが表示されるようになっています。(2019/01/10追記:現在は2.79と同じようにZキーで、シェーディングの選択ができるようになりました)

3Dカーソルの位置リセットはどこ?

3Dカーソルの位置リセットは、2.79まではShift + Cで行えました。しかし、実のところショートカットキーを使わない場合、どのメニューから操作するのか知りませんでした。2.8 Alpha 2では、ショートカットキーが設定されていませんので探しました。ヘッダー > ビュー > 視点を揃える > 3Dカーソルのリセットと全表示で、行うことができます。(2019/01/10追記:現在はShift + Cでリセットできます)

階層が深い!

Blender 2.8 View Layer & Collectionの基礎

2018年12月21日

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