ZBrushCoreの使い方 ペイントブラシ

以下の記事で、FillObjectを使って、色とマテリアルを塗る方法を解説しました。

ZBrushCoreの基礎 其の7 色とマテリアル

2018年7月30日

今度は、ブラシを使って色とマテリアルを塗る方法を解説します。とは言っても、難しいことはありません。既にスカルプトやマスクブラシを使用しているのなら、操作はほぼ同じです。色、マテリアルの選択方法は、上記関連記事に解説しておりますので、分からない方は、まずそちらの記事をご覧になることをお薦めします。

ペイントブラシの基本操作

まず、画面下のブラシの中から、Paintブラシを選択します。(図1)

図 1

塗る色またはマテリアルを選択し、ドローモードにして、色だけを塗りたい場合は、画面上(Top Shelf)のRGBボタンをオン。(図2) マテリアルだけ塗りたいならMボタンをオン。(図3) 色とマテリアルを同時に塗りたいなら、MRGBボタンをオンにします。(図4)

図 2:色を塗るならRGBボタンをオンにする

図 3:マテリアルだけ塗るならMボタンをオンにする

図 4:色とマテリアルを同時に塗るならMRGBボタンをオンにする

RGB強度で、塗る色の濃さを調節できます。ブラシサイズは、スカルプト用のブラシなどと同じように、画面上のドローサイズ・スライダーか、Sキーで調節します。全ての設定が決まったら、モデル(サブツール)の上をマウスドラッグで撫でるようにペイントします。ペイントブラシでサブツールに色を塗る前に、一度、ベース色でFillObjectしておくと、後の作業がやりやすいと思います。

ペイントする前にポリゴンは細かく、そして並びも整える

図 5:ペイントブラシでお化粧したところ

図5は女性の顔をペイントブラシでペイントしたものです。眉毛、目、アイシャドウ、頬、おでこ、唇など、様々なところをブラシしています。ここで注意点を上げますと、ZBrushCoreで色が塗れる最小単位は、ポリゴン単位(頂点単位?)という事なのです。ですので、ポリゴンが粗いと、細かい塗り分けもできません。また、ポリゴンの並びが乱れていると、塗った色もそのポリゴンに沿って引き伸ばされてしまい、とても見苦しいです。そうなる前に、ダイナメッシュの面の貼り直しをした方が良いでしょう。ダイナメッシュについて詳しくは、関連記事をご覧ください。

ZBrushCoreの基礎 其の1 ダイナメッシュを知ろう!

2018年6月19日

図5の女性の顔のポリゴンを表示すると図6のようになります。ポリゴンがとても細かくなっているので、完全には表示しきれていません。ZBrushCoreではポリゴン数の制限がありますので、その範囲に注意しつつ、ダイナメッシュの解像度を上げていく必要があります。ただし、ペイント用に解像度をあげるのは、すべてのスカルプト作業が終わってからの方が良いでしょう。あまりポリゴンが細かくなってしまうと、今度はスカルプトが難しくなってきます。この辺りの見極めが、作業後半、大事になってくると思います。

図 6:女性の顔をポリフレームONにしてポリゴンを表示した

DragDotストロークの使い道

さて、図5の女性の頬やおでこに、そばかすが描かれていますが、もちろんこれはひとつひとつ描いたわけではありません。ペイントブラシのDragDotストロークと、Alphaテクスチャを使って描いたものです。DragDotストロークは、ドラッグを離すまではペイントが確定せず、ペイントの位置や回転の調整をしながらペイントできます。似たようなストロークにDragRectストロークがあります。こちらは位置は固定ですが、ドラッグを離すまでは、サイズと回転の調整が行なえます。どちらもとても面白いので、使い方を覚えておいて損はないでしょう。DragDotストロークについては、以下の動画で使い方を解説しましたので、ご覧になって下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください