ZBrushCoreの使い方 メッシュを挿入するIMMブラシ

基本的な四角形、球形、ボルトのようなもの、人間の手足など、自分の作品に挿入できるちょっとしたライブラリがZBrushCoreには用意されています。自分の作ったモデルにブラシして、それらのパーツを挿入できるのが、IMMブラシ(Insert Multi Mesh)というものです。ZBrushCore 2018には現在のところ、四角や球などのプリミティブ形状を保管したIMM Primitives、主に人型のボティパーツを保管したIMM BParts、ボルトやナットなど工業部品っぽいものを保管したIMM ModelKitの3種類のIMMブラシがあります。

IMMブラシの基本的な使い方

IMM Primitivesブラシを使用して、IMMブラシの基本的な使い方を解説します。まずは画面下部のIMM Primitivesブラシを選択します。すると、挿入可能なメッシュパレットが表示されます。(図1)

図 1

メッシュパレットからInsert Cylinderというメッシュを選択して、画面中央のダイナメッシュ球体に挿入してみます。それには、ブラシカーソルを球体の上に重ねマウスドラッグします。ドラッグし続けると挿入したシリンダーが徐々に大きくなります。(図2) ドラッグを離さずにそのまま反対方向にドラッグすると、シリンダーの高さはそのままに細くなります。(図3) この辺り、一般的なツールの操作感覚と違うのでご注意下さい。

図 2:マウスドラッグで大きくなる

図 3:反対方向へマウスドラッグすると細くなる

マウスドラッグを離すと一旦確定はされますが、挿入先のダイナメッシュ球体はマスクされているので、そのまま移動モードにして挿入メッシュのみ移動・スケール・回転させることができます。(図4)

図 4:移動モードで挿入したメッシュだけ移動・スケール・回転できる

このあと一旦マスクを解除しても、ポリグループが分かれているので、また後で挿入したシリンダーのみを選択することも可能です。(図5)

図 5:IMMブラシを確定したあと

また、挿入したメッシュの面は元のプリミティブのままなので、このまますぐスカルプトするには不都合があります。その場合は、ダイナメッシュの面の貼り直しを行います。操作方法としては、まだマスクがある場合は、何もない背景のところで、CTRL + マウスドラッグでマスクを解除、その後、もう一度CTRL + マウスドラッグで面の貼り直しとなります。ダイナメッシュについて詳しくは、以下の関連記事をご覧ください。

ZBrushCoreの基礎 其の5 とても便利なマスク

2018年6月26日

ZBrushCoreの使い方 ダイナメッシュの面の貼り直し

2018年6月19日

ZBrushCoreの基礎 其の1 ダイナメッシュを知ろう!

2018年6月19日

基本操作を動画にしましたので、併せてご覧ください。

サイズ固定挿入

IMMブラシで挿入中にCtrlキーを押すと、ブラシサイズに合わせてメッシュサイズが決められます。複数の同じ大きさのものを挿入する時などに便利です。

IMMブラシで挿入したメッシュを別のサブツールにする

先程までの説明では、挿入したメッシュは、球体と結合して1つのサブツールとなりましたが、挿入したメッシュを別のサブツールにする方法もあります。それには、IMMブラシでメッシュを挿入した直後、まだマスクがかかっている状態で、画面右のサブツールパネルの分割パネルをオープンし、「非マスク箇所を分割」か「マスク箇所を分割」のどちらかをクリックします。(図6)

図 6

「非マスク箇所を分割」及び「マスク箇所を分割」ボタンは、今回の場合はどちらを押しても効果は同じになります。分割ボタンを押すと、サブツールパネルで分割されたのが確認できます。詳細は、以下の動画をご覧ください。

 

サブツールに関して詳しくは、関連記事をご覧ください。

ZBrushCoreの基礎 其の4 ツールとサブツールの関係

2018年6月26日

シンメトリ編集で多数のメッシュを挿入する

シンメトリ編集を併用すれば、一度に多数のメッシュを挿入することができます。

 

シンメトリ編集について、詳しくは関連記事をご覧ください。

ZBrushCoreの使い方 シンメトリ編集

2018年7月3日

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