ZBrushCoreの基礎 其の6 ポリグループで色を塗りやすくしておこう

ポリグループとは、サブツールの中に面のグループを設定しておき、後で特定の面グループのみ表示したり、マスクへ変換することができる機能です。最初から覚えておく必要はないと思いますが、ZBrushCoreでモデリングに慣れてくると、じわじわとその必要性が分かってくると思います。特にモデリングが終わってペイントする段階になると、サブツールの中で色分けしたい部分が出てくると思いますが、そんな時にポリグループ化しておけば、特定の部位のみ、ささっとペイントできるので大変便利なのです。さっそく、その使い方を見ていきます。

表示されている面をグループ化する

図1のようなモデルを用意しました。球体の中を円柱が貫通していますが、これはひとつのサブツール(パーツ)で構成されています。球体と円柱の面はどこも繋がっていません。ポリフレームボタンをオンにすると、ポリグループ毎に色分けされているのを見ることができます。図1では2つのポリグループに分かれているのが確認できます。

図 1:ポリグループ毎に色分けされる

このポリグループをひとつにまとめてみます。画面右のポリグループツールパネルをクリックして展開すると「表示グループ化」というボタンがあるので(図2)、これをクリックします。この時、その右横の「カバー(Coverage)」が1になっていないと、ひとつのグループにならないので注意して下さい。(デフォルトは1になっています)

図 2

表示グループ化して、ひとつのポリグループになりました。(図3)

図 3:ポリグループをひとつにした

自動グループ

「自動グループ」は、サブツールの中で、面が繋がっていない単位でポリグループを作成してくれる機能です。ポリグループツールパネルの「自動グループ」ボタンを押して、球体と円柱でポリグループが分かれました。(図4)

図 4:自動グループ

ポリグループの表示&非表示

選択したポリグループのみ表示させることができます。ドローモードになっていることを確認して、球体の方(茶色のグループ)をShift + Ctrl + クリックしてみます。すると、円柱の方(青色のグループ)が非表示になりました。(図5) すべてのポリグループを表示するには、Shift + Ctrl + 背景(何もないところ)をクリックします。

図 5:ポリグループの表示、非表示

ポリグループでマスクをクイック作成

選択したポリグループ以外をマスクすることができます。移動・スケール・回転のいずれかのモードになっていることを確認して、円柱の方(青色のグループ)をShift + Ctrl + クリックしてみます。すると、球体の方(茶色のグループ)がマスクされました。(図6) マスクを作成した後、ドローモードに移行して、そのままスカルプトやペイントをすることもできます。とても便利な機能ですね。

図 6:ポリグループでマスクを作成

マスクに関しましては、関連記事をご覧ください。

ZBrushCoreの基礎 其の5 とても便利なマスク

2018年6月26日

マスクからポリグループを作成する

マスクをポリグループにすることができます。球体の横にマスクでハートマークを描いてみました。(図7)

図 7

ポリグループツールパレットの「マスクグループ化とマスク解除」ボタンを押すと、ハート型のマスクが見事にポリグループ化されました。(図8)

図 8

ポリグループの基本操作動画

基本操作を動画にしたものを用意しました。より詳しくご覧になりたい方は、こちらも併せてご覧になって下さい。

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